中学生オンリーのYoutuber集団「ちょんまげ小僧」が生み出した独特すぎる挨拶「ひき肉です!」が流行語大賞にノミネートされるなど、バズりまくっていますよね!
メンバーのひき肉くんが突発的に披露しただけなのですが、お笑い芸人も舌を巻くほどのブレイクを果たし、オリンピック選手が便乗するぐらいまで認知されるようになりました。
しかし、純粋な気持ちで笑いを取ろうとする中学生相手に本気でイライラする大人たちが急増しており、「何が面白い?」「うざい!」といった手厳しい声が飛び交うようになっています。
そこで、今回は「ひき肉です!」の何が面白いのか?という点はもちろん、うざいと批判される理由や流行した背景にも迫っていきますので、どうぞお楽しみに!
ひき肉です!の何が面白い?
Z世代トレンドアワード20にて「ひき肉です!」が年間トレンド大賞に選ばれたほか、JC・JK流行語大賞でも二冠(コトバ部門・ヒト部門)を成し遂げるなど、世間を賑わせていますよね。
ただ、注目度が上がっていくにつれて、アンチが増えているのも事実で、「これの何が面白い?」と否定的な意見も少なくありません。
「ひき肉です!」の何が面白いのかを検証してみたところ、中学生の口から「ひき肉」のワードが飛び出した独創性など、5つの理由が見つかりました。
面白い理由①「ひき肉」をチョイスした独創性
ひき肉というと、お肉の種類の中でも脇役的なポジションになっていて、スーパーで買い物に行く時ぐらいしか見聞きしない食材ですよね。
「ひき肉です!」を浸透させた「ちょんまげ小僧」というYoutuberグループは全員中学生で、常日頃から料理しているとは思えないのに、なぜか「ひき肉」を挨拶のネタにチョイスする、という独創性は唯一無二のものだと思います。
スポンサーリンク
面白い理由②心地いいリズム
流行する一発芸の大半は短いセンテンスで馴染みやすいものになっていますよね。
「ひき肉です!」も真似しやすい点が特徴的で、誰もが心地いいリズムで「ひき肉です!」と言えるところも親しみやすいポイントになっています。
テンポの良さはYoutube動画の中でも垣間見える感じがしますけど、おしゃべりが好きじゃないと流暢に話すことはできないと思いますので、動画外でも賑やかな毎日を過ごしているのでしょうね。
面白い理由③芸人顔負けのハイテンション
ボソッと喋るギャグもシュールで面白いのですが、「ひき肉です!」は常にハイテンションで挨拶していて、視聴している私たちも元気な気持ちになりますよね。
Youtuberとはいえ、素人の部類に入る中学生たちがいつもフルスロットルで動画を盛り上げようとしているのですから、ぬくぬくとしたスタジオにいるのに、大したトークができないプロの芸人たちも彼らの姿勢を見習ってもらいたいです。
スポンサーリンク
面白い理由④ちょっとダサいポーズ
「ひき肉です!」と叫ぶ時は前のめりになっていて、両腕を横に広げる、というちょっとダサいポーズになっていますが、少しカッコ悪いところが逆に親近感が湧く!と話題になっているのです。
変にカッコつけようとせず、勢いで挨拶しているのがいかにも中学生らしいですし、フレッシュさ全開な点も面白い!と注目される理由なのではないでしょうか。
面白い理由⑤高い声
「ちょんまげ小僧」は6人の中学生で構成されていますが、他のメンバーの声が低めな一方、ひき肉くんだけは甲高い声で「ひき肉です!」と挨拶しており、ギャップが楽しめる点も面白い理由です。
中学生というともうすぐ声変わりの時期に入るので、ひき肉くんがいつまで高い声を出せるのか…という点も気になりますけど、高い声が出るうちはハイテンションで「ひき肉です!」を続けてくれることでしょう。
スポンサーリンク
ひき肉です!がうざい理由は?
何が面白い?と指摘されるケースが多いものの、「ひき肉です!」は独創性にあふれていて、リズムが心地よいところも人気を集める秘訣になっていますよね。
でも、「ひき肉です!」がうざい!と愚痴をこぼす人がネット上に溢れていますので、なぜうざいと思われているのか?を探っていきます。
うざい理由①流行り過ぎて連発される
小学生・中学生の間で大流行している「ひき肉です!」は真似しやすい一発芸ということもあってか、一般の子供たちも常日頃から「ひき肉です!」を連発させているみたいです。
しかし、何度も「ひき肉です!」を言う子供たちに「うざい!」と厳しめの意見をする大人たちが意外にも多くなっていますから、「ひき肉です!」がトラウマ級にうざくなっている人もいることでしょう。
スポンサーリンク
うざい理由②便乗する人が多い
「子供でも真似しやすい=大人でも真似できる」ということになりますので、職場などで「ひき肉です!」を連発する大人も少なくないみたいです。
「ひき肉です!」というワードを見聞きしすぎて、ひき肉自体が嫌いになってしまう…というオーバーな意見も出てきていて、「もう勘弁して!」と叫びたい人もいらっしゃるようですね。
うざい理由③聞きすぎて飽きた
ネットだけでなく、テレビのワイドショー番組でもピックアップされるケースが増えてきたこともあり、「ひき肉です!」そのものを聞き飽きたと嘆く人も出てきています。
毎回同じネタを披露するお笑い芸人のことが嫌いになる、というような現象が起こっているのも事実なので、「ちょんまげ小僧」が次の一発芸を生み出せるどうか…というところもYoutuberとしての分岐点になりそうですね。
スポンサーリンク
ひき肉です!が流行した背景は?
大衆受けしやすい点が魅力だった一方、何が面白い?と否定的な見方もされがちな「ひき肉です!」。
Youtuber界隈での人気にとどまらず、男子バレー日本代表のオリンピック選手が真似をするなど、有名人が便乗した点も「ひき肉です!」が世間に流行した背景になっています。
フィッシャーズとコラボ
「ちょんまげ小僧」は大手Youtuber・フィッシャーズと2023年8月にコラボが実現し、双方のチャンネルで投稿されたコラボ動画が合計1700万回再生を記録しました。
フィッシャーズとコラボしたいYoutuberは日本中にたくさんいるはずですが、中学生の段階で面白さに目をつけられ、夢のコラボを実現させたのですから、「ちょんまげ小僧」のメンバーの努力の賜物だと思います。
スポンサーリンク
オリンピック選手が便乗
2023年10月に行われたワールドカップバレー2023にて、見事パリ五輪2024への出場権を獲得した男子バレー日本代表・高橋藍(たかはし・らん)選手が勝利インタビューで「ひき肉です!」を披露しました。
ファッション誌「CanCam」で特集記事が組まれるなど、女性人気が尋常じゃないイケメンアスリート・高橋藍選手が「ひき肉です!」の便乗芸を見せたことで、一気に知名度が上がりましたよね。
サッカー日本代表も真似
「ひき肉です!」に便乗したのはバレーの高橋藍選手だけではなく、アジア大会2023の男子サッカー日本代表の選手もゴールパフォーマンスとして「ひき肉です!」を採用していました。
真似をした試合がラフプレー連発の北朝鮮戦で、後味の悪い形になっただけに、松村優太選手と佐藤恵允(さとう・けいん)選手がにこやかな表情で「ひき肉です!」を見せてくれたことにホッとしたサッカーファンも多かったのではないでしょうか。
スポンサーリンク
【結論】ひき肉です!ブームは終わらない
何が面白い?と批判されることが多くなってきた「ちょんまげ小僧」の「ひき肉です!」ではありますが、テンポの良さと真似しやすいところで人気を集めているのは明らかです。
一発芸として申し分ないクオリティーがあるのはもちろん、拡散力の強い子供たちに大流行している点は見逃せないですし、ネットを中心に勢いが今もなお止まっていないのも納得できますよね。
「出る杭は打たれる」という言葉があるように、ブレイクしたものを叩く傾向があるのは事実なので、ある程度の批判が出るのは仕方ないことでしょう。
ただ、「ひき肉です!」以上に心地よくて便乗しやすい一発芸が出てくるとも思えませんから、当分の間は「ひき肉です!」ブームが続いていくのではないでしょうか。